宮沢賢治「詩ノート」から
一〇五三(一九二七、五、三、)
『政治家』
あっちもこっちも
ひとさわぎおこして
いっぱい呑みたいやつらばかりだ
羊歯の葉と雲
世界はそんなにつめたく暗い
けれどもまもなく
さういふやつらは
ひとりで腐って
ひとりで雨に流される
あとはしんとした青い羊歯ばかり
そしてそれが人間の石炭紀であったと
どこかの透明な地質学者が記録するであらう
*注 ) 羊歯=しだ
市議選って幾ら位かかるんでしょうね?の問いに、「まぁ、4-5百万金かな」と選挙通の即答。 その内訳の多くの部分は、ちゃんとした事務所を構えること、事務所に人を集めること、集った人への飲食費、等々。
また、別の人達に市議選を話題にすると、議員報酬は幾ら?とか、他との関係があるから応援できないと言いながら、選挙カーはどうする?、事務所はどうする?、事務所開きは?、決起集会は? ・・・・と、金に関係した情報はどんどん入ってくる。
『理想』を謳って『理念』だけで挑むことは、実に難しい世の中、しかし、そんな状況にあったにしても、羅須地人協会を立ち上げた宮沢賢治は、やはり手本になると思う。 賢治も羅須地人協会では様々な妨害に遇っている。
定住人口を増やそうとする花巻、新しい事業を起こそうとする花巻にとって、排他主義や自分さえよければ良いという既得権益の固執は、最も持ちたくないスタイル、賢治精神と真逆の精神。
写真は、本内容とは関係ありません
近衛騎兵連帯や大隅家の元御用達だった東京早稲田の『三朝庵』の店内:
https://ameblo.jp/musuiteisyujinn/entry-12337475164.html
から転用しました。
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